そう、『猫』なんだよ…
「やっと眠れる」
それを疑う事はできませんでした…。
体はキツい、眠くて仕方ない。
なのに、いざベッドで横になると寝付けない。
結局ウトウトし始め、ゆっくり意識が甘い感覚に支配されたのは午前4時頃でした。
しかし、違和感といいますか、…何かの気配を感じて目を開いたのですが、そこで体の異常に気づきました。
久し振りの金縛り……
枕を抱えた両腕の先、そして頭の上あたりに気配が。
『何やらフサフサしているらしい』『時々手の先にいる気配が、伺うように光る目をこちらに向けている』『ニャー』
何故か猫が。
しかし何が異常かって『ウチは猫を飼っていない』『ここは2階で、外壁に猫が上れる様なとっかかりは無い』『窓も入り口ドアもしっかり閉まっている』
それにしても、すり寄せてくる毛並みが気持ちいい…
そんな事を思いながら、さらなる異常に気付く。
何故今まで気付かなかったのか、背後にこの2匹より、はるかかに大きな気配。
聞こえてくるのは、どうやら女の人が喘ぐ様な声………もうこの辺りでパニックですよ!!
ベッドはシングルだから、ボクの後ろに人1人乗れる様なスペースの空きは無い!
夢だ!!
にしては首筋に当たる吐息が生々しすぎる!
幻覚だ!
幻聴だ!
脳が異常なイメージを再生している!
起きなきゃ!!
言う事を聞かない手をなんとか動かし、手元の照明のスイッチをONにするも、照明は点かず。
4〜5回スイッチを付けたり消したり。
手元では、猫がボクの動きに気付いてこちらを注視している。
背後の声は心なしか大きくなってくる。
「もう勘弁してくれ!」
と叫びたい思いで、もう一度照明のスイッチを入れると、白熱球の柔らかい、けれど闇に慣れた目には強烈な光が視界一杯に広がり、途端上半身を跳ね起こすことに成功する。
回りを見回すと、当然『何か』の存在も、気配も感じられず、全身は嫌な汗が止まる事なく吹き出していました。
時計を見ると『午前4時30分』
WFも終わったのに、何故こんな、うなされ方をしなければいけないのか。
何よりその内容に、そんなに欲求不満が溜まっているのか、と。
おかげで、WFの疲れが抜けきりません。
夢や幻覚の類とは解かっていても、気持ちの良いものではありませんねぇ。
…今夜こそはゆっくり眠れますように。
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